『ハナハナシリーズ』高設定狙いの基礎【ハナハナの勝ち方】

ハイビスカス

当記事では、ハナハナシリーズを打って勝つために必要な考え方や方法論を出来るだけ分かりやすくまとめて説明して行きます。

「ハナハナが好きだから勝ちたい」

「ハナハナを打ちたいけど負けが込んでて打てない」

「どうやったら勝てるのか知りたい」

という方に読んで頂きたい内容となっておりますので、是非とも参考にして頂ければと思います。

ハナハナシリーズで勝つためには高設定を打つしかない

ハナハナを打っていると、ビックリするようなハマリに遭遇したり、そうかと思えば怒涛の連チャン(ハナ連)で一気に箱へ手が届いたりと、ユニークな挙動を示す事も多いですよね。

そうなってくるとその挙動にはなにか法則性があるのではないか、意図したハマリと連チャンを繰り返しているのではないかとの疑念が湧いてきます。

しかし実際には、ハナハナシリーズに(というかノーマルタイプのパチスロ全てに関して)そういった機能は搭載されていません。

ボーナスは毎ゲームのレバーオンで抽選されており、ビックリするようなハマリも嬉しい連チャンも全て貴方自身がつかみ取った結果だと言えます。

ですから、ハナハナシリーズで勝利を目指すというのはつまり、ハナハナの高設定を打つ事、そのためにどの台が高設定であるかを見つけ出す事に他なりません。

ハナハナの連チャンや大ハマりについては下記の記事もご覧ください。

ハナハナシリーズで高設定を狙う方法

ハナハナが好きだから打ちたい、けど負けてばかりじゃ楽しくないし何より懐(ふところ)が持たない。

いくら好きな台といっても負ければ悔しいですし、何より勝った方が何倍も楽しいのは当たり前ですよね。

しかし残念ながらホールに設置されているハナハナのうち多くの台は低設定、つまりは「長い目で見て負けてしまう設定」となっています。

これはハナハナシリーズに限らず、すべてのパチスロ台に言える事です。

そうなってくるともう高設定を求める事を諦めて、無造作な台選びで気楽に打ちたくもなってきます。

しかしそれは非常に勿体ない事です。

というのもハナハナシリーズは数多くあるパチスロ機種の中でもジャグラーシリーズと並んで最も設定状況が良い台の一つだからです。

ハナハナが多く設置されている店舗ではむしろ、ジャグラーシリーズよりもハナハナシリーズの方が優遇されている事も多いです。

ホールに設置されている台の多くが低設定、しかも設定1となっていますが、ハナハナシリーズはそれとは別格の扱いを受けている機種です。

ですので、ハナハナシリーズは正しい知識を身に着け実行する事で、他の機種に比べると収支をプラスにする事が比較的簡単な台と言えるのです。

これからハナハナシリーズで勝つために必要な知識と行動について順を追って説明して行きます。

自分が通うホールをイメージしながら読み進めて下さい。

大当り確率に注目

ハナハナシリーズは大当り確率に設定差が存在していますから、まずはボーナス確率に注目して高設定の目ぼしを付けましょう。

プレミアムハナハナのボーナス確率は以下のようになっています。

BIG REG 合成
設定1 1/299 1/496 1/186
設定2 1/290 1/468 1/179
設定3 1/278 1/436 1/170
設定4 1/265 1/402 1/159
設定5 1/252 1/370 1/150
設定6 1/234 1/334 1/138

このように、プレミアムハナハナはBIGとREGにそれぞれに段階的な設定差が付けられており、特にREG確率の設定差が大きくなっています。

ある程度の設定差はついているものの、短い試行ゲーム数では中々難しい設定差でもありますから、少なくても3000G、出来れば5000G程度の試行ゲーム数がある状況で初めてボーナス確率を参照して設定を推し量れると思って下さい。

営業中の台履歴を見て高設定を見つけ出すのはもちろん、閉店時のデータを見て「この台が高設定だった」という判断をする上でもこのボーナス確率を参考にして下さい。

後述しますが、ハナハナシリーズは当日履歴での判断よりも高設定がその台に投入される根拠を見出す事が殊の外重要となりますので、過去のデータを見て「高設定であったと思われる台」を把握する事でより勝利に繋がる事でしょう。

高設定である「根拠」を意識する

先ほどの項目で説明したように、ハナハナシリーズにはボーナス確率に設定間で差があります。

とは言え、REG確率に顕著な設定差が設けられている事の多いジャグラーシリーズと比較した場合、ハナハナの設定判別は少々難しいとは言えるのではないでしょうか。


参考
マイジャグラー4』スペック解析情報ジャグジャグBeats!

マイジャグラー4のボーナス確率
設定 BIG REG 合成確率
設定1 1/287.4 1/431.2 1/172.5
設定2 1/282.5 1/364.1 1/159.1
設定3 1/273.1 1/341.3 1/151.7
設定4 1/264.3 1/292.6 1/138.9
設定5 1/252.1 1/277.7 1/132.1
設定6 1/240.9 1/240.9 1/120.5

このように、ジャグラーシリーズと比較するとハナハナシリーズはボーナス確率で設定を見極める事が少々困難に見えますね。

しかし、だからこそハナハナは経験値により差が付きやすい台であると言えます。

ジャグラーシリーズの場合ならREG確率に注目するだけでもある程度は高設定の目ぼしを付けやすいのですが、ハナハナシリーズに関してはそれだけでは不足です。

ハナハナシリーズの場合はより強い「打つ根拠」を設定できるか否か、そこに勝利の鍵が隠されているのです。

一日のデータを見て、これは高設定であろうと思われる台(高設定域のボーナス確率を示している台)を発見した場合、その台がなぜ高設定になっているのかを考えます。

そういった高設定と思われる台に何かしらの法則を見いだせたら、それはそのホールにおける「高設定投入法則」(クセとも言う)である可能性が高まります。

そういった法則を発見したなら、その法則に合致する台をボーナス確率などに注目しながら(設定を推測しながら)打ってみて下さい。

つまりハナハナの高設定狙いの基本ルーチンは以下のようになります。

これは高設定だろうと思える台を発見』→『なぜその台に高設定が投入されたかの仮説を立てる』→『仮説を検証する

仮説の立て方はまず、高設定と思われる台に共通点はないかを意識して見ます。

良くあるパターンとしては以下の通り

  • 前日ボーナス回数の少ない台
  • 前日ボーナス回数の多い台
  • 前日差枚数の少ない台
  • 前日差枚数の多い台
  • 台の配置(カド、カド2、カド3など)
  • 高設定の据え置き(設定を変えない)傾向(出なければ据え置く、出たら据え置く)
  • 数日へこんだ台の設定を上げる

例えば、高設定と思われるような履歴となっている台が前日の履歴で同一機種中で最も負けている台ばかりだった場合、その店は「前日最も負けている台に次の日高設定を投入している」という判断が出来ます。

またあるいは、高設定と思われるような履歴となっている台が前日も高設定と思われるような履歴となっているケースが多いような場合、その店は「前日高設定だった台を次の日も高設定のままにする事が多い」という判断も出来るでしょう(これを「高設定の据え置き」と言う)。

高設定である根拠+当日データでの判断

先ほども説明したように、ハナハナの高設定狙いで重要なのは『高設定と思える台を発見』→『高設定台の共通点から法則を見つける』→『法則にそった台を打つ』といったような過程で事前の目星を付ける事です。

しかしそこで見つけ出した法則が必ずしも正しいとは限りません。

ですから、よりリスクを減らすために「自分で見出した高設定の法則」+「当日の台データ」を合わせて使う事をオススメします。

このやり方は朝一では使えませんが、仕事帰りにホールへ立ち寄るような場合には非常に有効です。

打たないケース
  • 自分で見出した高設定の法則に合致する
  • 当日のボーナス確率はBIG/REG共に設定1並み

打たない

打つケース
  • 自分で見出した高設定の法則に合致する
  • 当日のボーナス確率はBIG/REG共に設定6並み

打つ

このように、自分が見つけ出した法則に合致する台であり、なおかつ当日のデータも良い台だけ打つというのが理想的なハナハナの台選びと言えるでしょう。

自分が見つけ出した法則に合致しているものの当日データが悪い台(ボーナス確率が低設定域)に関しては、実際は高設定だけどたまたま悪いデータになっている場合もありますが、それと同様かそれ以上に「自分が見出した法則が間違っている」可能性もあります。

そういった意味でも、見出した法則に合致している台がしっかりと高設定らしき挙動をしている事が重要となってくるのです。

高設定狙いに向いているハナハナシリーズ機種は?

ハナハナシリーズの良さとして、シリーズ機が次々に登場するなかでもスペックが然程変化していないという点が挙げられます。

2013年に導入された『クイーンハナハナ』と、2019年に導入された『プレミアムハナハナ』を比較してみましょう。

クイーンハナハナ 大当り確率
BIG REG 合算
設定1 1/309 1/516 1/193
設定2 1/297 1/481 1/184
設定3 1/284 1/445 1/173
設定4 1/270 1/409 1/163
設定5 1/256 1/376 1/152
設定6 1/240 1/344 1/141
プレミアムハナハナ 大当り確率
BIG REG 合成
設定1 1/299 1/496 1/186
設定2 1/290 1/468 1/179
設定3 1/278 1/436 1/170
設定4 1/265 1/402 1/159
設定5 1/252 1/370 1/150
設定6 1/234 1/334 1/138

このように、多少の違いはあるものの大体の仕様は変わっていないのが分かります。

このように、スペック的な面ではどのハナハナシリーズ機種でもあまり変わりませんので、スペック的な面で高設定狙い向きなハナハナというのは別段存在しません。

となるとどういった機種が良いかという事になりますが、単純に設置台数が多いハナハナシリーズほど高設定に期待できると言えるでしょう。

あなたが通っているホールに設置してあるハナハナシリーズの中で一番台数が多い機種、それがおそらくその店で最も力が入っているハナハナだと思われます。

これはハナハナに限った話ではありませんが、台数が多い機種ほど力を入れるのはパチンコ(パチスロ)屋の常識ですからね。

収支を記録する事

最後に何よりも重要な事を説明して行きたいと思います。

それは、「収支を記録する事」です。

ここまではハナハナシリーズでの勝ち方、すなわち高設定の狙い方について説明してきましたが、「いくら勝ったorいくら負けた」という実際の収支を記録していなければ、そもそも自分が長い目で見て勝てているのか否かが分かりません。

どのような形で記録するかはご自由にして頂いて結構ですが、最低限の情報として、『実戦日(日付)』『機種名』『投資金額(貯メダルの場合は現金化した場合の金額に換算)』『回収金額(貯メダルの場合は換金した場合の金額に換算)』『収支(いくら勝ったor負けた)』『打ったホールの名前』は記録しましょう。

出来れば、『打ち始めたゲーム数とボーナス回数(例:3000G/B15/R20)』『打ち始めた時刻』『稼働時間の合計』といった情報も記録しておくと、今後にその情報を生かせるでしょう。

ハナハナ収支記録例

これはほんの一例ですが、このような形で収支を記録していく事で、初めて自分がトータルで勝っているのか負けているのか、そしてその金額といったものが見えて事でしょう。

高設定狙いこそ最高のゲーム性

言うまでもなく、ハナハナは楽しく魅力的なパチスロ台です。

ハイビスカスの輝きに心が癒されますし、柔らかい打感のレバー&ボタンを操作しているだけでも安心するような心地があります。

時折訪れる連チャンには心躍りますし、長いハマリの末に光ってくれたハイビスカスはなおの事美しくも感じられます。

とは言え、やはり負けてばかりでは楽しくありませんし、何より財布の中身が苦しくなることは冒頭で触れた通り。

そうなってくるとやはり勝ちたい、勝ってたくさんハナハナを打ちたいとなるわけですが、そうなると必然的に高設定を探さなければならなくなるという事です。

しかし、それこそが最も楽しいハナハナの打ち方である事に次第に気付いて行くのではないでしょうか。

これまではテキトーだった台選びが、よりデータを意識して選ぶ事によってグッと奥深いものになります。

運良く勝つ事を目指していたゲームから、勝つべくして勝つ事を目指すゲーム性を味わう事で、さらなるハナハナの魅力に気付く事が出来るのではないでしょうか。

気楽にふらっと打っても楽しいハナハナですが、設定を意識する事でもっと楽しくなる…本当のお楽しみはこれからですよ!

打つのが楽しい&勝つのが楽しい、そんなハナハナライフをお過ごし頂ければ幸いです。