ハナハナ連する割合(確率)【はまる可能性・当たる期待度・連荘(レンチャン)】

ハイビスカス

ハナハナシリーズを始めとしたパイオニア系のノーマル機を打っていると、時々信じられないぐらいの連チャンを目の当たりにする事があります。

かと思えば、さっきまでの連チャンは何だったんだと言うぐらいの大ハマりを食らうような経験をした人も多いのではないでしょうか。

この記事ではパイオニア系ノーマルタイプの代表格であるハナハナシリーズを例に、ハナハナ連がどの程度の割合で発生するのか、あるいは深いハマリというものがどの程度の割合で発生するのかといった話題について説明して行きたいと思います。

ハナハナ連(ハナレン)とは?

ハナハナ連とは、ハナハナを打っている時に発生する大当りが驚くほど連チャンする状態の事です。

似たような用語として、ジャグラーにおける「ジャグ連」というものも存在します。

ハナハナシリーズやジャグラーシリーズのような歴史のある機種になると、多くの人がそれぞれのシリーズ機種に様々な思い出を持ち合わせています。

「あの時の連チャンは凄かったな」

「あの時は大ハマリで凹んだ分をその後のハナ連で一気に取り戻したんだよな」

そういった印象が多くの人それぞれの中で積み上げられ、それが他の打ち手とも共有されていくと、「あるある」といった共感を得て、多くの人にとって身に覚えのある経験として認知されていきます。

それが「〇〇連」というものの正体であり、ハナハナシリーズの場合は、「ハナ連」という事になるのです。

連チャンが仕込まれている?

こういった挙動をされると、何か連チャンするための機能が搭載されているのでは?と思ってしまいますよね。たしかに狂ったように連チャンすることがある一方、水を打ったように静まり返ったまま1000Gなんて事もありますから、これは何か仕掛けがあるに違いないと思うのも当然と言えば当然でしょう。

しかし実際には、その連チャンは打っている本人のヒキによって発生している、完全なる偶然の産物なのです。

あくまでも自力でボーナスを引き続けているだけに過ぎないのですが、それでもあの連チャンしている時の「無敵感」は何度味わっても堪りません。あのハイビスカスが光る瞬間を断続的に味わえる感覚・・・たまりません。

昔はいろいろあったらしい

ここまでのお話はあくまでも現在のホール状況を前提としたものです。昔(20年以上前)はいわゆる「裏モノ」とよばれる仕様の台も比較的見かける状況だったようで、その頃であれば当然のように仕込まれた連チャンというものも非常に多かったのでしょう。ですから比較的年配の方が〇〇連のようなものに対して敏感に反応するのも無理もない話ではあるのです。

今は良かれ悪しかれ規則が厳しい時代ですから、そういったアングラな仕様の台は早々お目に掛れませんが、日本中探せばまだ現役の裏モノが稼働しているホールもあるのかもしれませんね。

ハナハナシリーズで連チャン(ハナ連)する確率

一口にハナ連と言っても人によって何ゲームまでの当選を連チャンと表現するかはまちまちです。

そこでここでは、50G以内の当選と100G以内の当選に焦点を絞って、それぞれが発生する割合を計算しました。

さらに補足として、200G以内、300G以内、さらには500G以内にボーナスが当選する割合についても掲載しています。

例として扱う機種は、ハナハナシリーズ機種の一つであるスマート沖スロ ドラゴンハナハナ~閃光~です。

 ボーナス確率50G以内に
当たる割合
100G以内に
当たる割合
設定11/18324.0%42.2%
設定21/17325.2%44.0%
設定31/16326.5%46.0%
設定41/15328.0%48.1%
設定51/14329.6%50.4%
設定61/13331.4%53.0%
 200G以内に
当たる割合
300G以内に
当たる割合
500G以内に
当たる割合
設定166.6%80.7%93.5%
設定268.6%82.4%94.5%
設定370.8%84.2%95.4%
設定473.1%86.0%96.2%
設定575.4%87.8%97.0%
設定677.9%89.6%97.7%

このように、50G以内の連チャン割合は低設定でも約1/4ほどあり、設定6に至っては3割程度は50G以内に連チャンする事が分かります。

100G以内となると、設定6なら約半分、設定1でも4割以上は連チャンの期待度があるんです。

こう見ると、意外と連チャンしそうな気がしますよね。

逆に言えば、ホールで良く見かける500Gを超えるハマリというのは、割と薄い確率を引き当てた末の結果なんだという事が分かります(設定1でも7%弱ですから)。

設定毎の数値を見比べた場合、何となく300G以内の当選が設定判別的には若干使えそうな気もしてきます。設定1なら2割程度が300Gのラインを超えてハマって行きますが、設定6であれば約1割程度しか300Gを超えるハマリは訪れないので、おおよそ倍近い差が付いていますね。

ハナハナ連と大ハマりと設定判別

先ほども話したように、一定ゲーム数以上ハマる割合には設定毎の違いがあり、それを設定判別に活かせないかと考える人も居るでしょう。

ハマりゲーム数だけで設定の判別をする事は危険ではありますが、大きなハマリは低設定ほど起きやすいのは確かな事であり、逆に連チャン(ハナ連)は高設定ほど起こりやすいのもまた確かな事です。

特に大きなハマリを食らったような場合には、精神衛生上の事も考えてヤメを選択するというのも、数値的観点から見た場合にも間違いではないと言えるでしょう。

もしハナハナシリーズやその他パイオニア系ノーマルタイプ機種を打っていて大ハマりを食らった時は、当ページの数値を改めて眺めて見て、押し引きを判断して頂くのも良いのではないでしょうか。

大ハマりについて注目しました

今回の記事とは逆に大ハマりについて考察した記事を書きました。